中学生講座

広島国語屋本舗 現古館の中学生講座で行う指導は以下の通りです。

 

開講日程:毎週日曜日9時~18時の間で自由に選択

授業時間: 120分

授業料:120分 22,000円

 

*別途入館料11,000円、年間教材費11,000円をお請けします。

*価格は全て税込表示です。

 

論理・読解演習

ほとんどの中学生は「論理」とは何か、それが文章の読解にどのように役に立つかを知りません。文章に挑む前提条件となる知識を補いつつ、学校準拠の教材を中心に演習を行います。到達段階に応じては、館長の選定した中学受験の過去問や別の教材を用いた演習を並行して行います。定期試験を高いレベルでクリアすることは前提として、高校受験・大学受験を見据えた記述の訓練を行います。解答根拠となる部分を書き抜く段階から、伝わりやすくなるよう言葉を補い、言い換える段階へと移行していくイメージです。

要約指導

安易に推奨されることの多い「要約」ですが、口で言うほど容易いものではありません。具体・抽象の関係、類比・対比・因果といった論理、具体例・比喩・引用と主張文の区別など、「要約」を行うには、理解しておかなくてはならないことが山ほどあります。論理・読解演習が一定のレベルで行えるようになったと館長が判断し次第、要約の手順を具体的に示したうえで指定図書の要約を始めます。小学生講座の「教養読書」 の延長戦上に行うものだとお考え下さい。

過去問演習

広島県公立高校入試の国語は、全国の高校入試の中でもいち早く「複数資料化」を果たしています。これが高大接続改革に伴う大学入試の変化を踏まえたものであることは明確であり、将来を見据えた国語学習の一助となるものです。文章の複数資料化という流れそのものには言いたいこともあるのですが、無駄に流れに抗うことはせず、適切な情報処理の手順を伝えたうえで余力をもって突破してもらいます。過去問を扱うのは、3年生の冬期以降になります。