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高校古文スタートダッシュセミナー

広島国語屋本舗 現古館、館長の小林です。

 

本日は、広島県公立高校入試の合格発表でしたね。

 

毎年この日は感情がジェットコースターになります。

 

心の底からガッツポーズができたでしょうか。

 

心の底から悔しく思えたでしょうか。

 

どちらであっても、十代で経験できる貴重な経験に違いはありません。

 

そこに至るまでの過程が豊饒な学びに満ちたものであったなら、胸を張って新たな世界に飛び込んでいってほしいものです。

高校古文スタートダッシュセミナー

さて、一通り感慨に浸ったあとは、先の世界に目を向けましょう。

 

高校入試は通過点。

 

生涯続く学びの道の一点だということは、普段からお伝えしている通りです。

 

高校の国語学習において、最もイメージしやすい壁は「古典」でしょう。

 

その壁を高いレベルで乗り越えるために設計しているのが、高校古文スタートダッシュセミナーです。

 

本講義の主たる目的は、

 

①高校最初の試験範囲の文法事項を

 

②文章読解・演習を通して

 

③大学入試レベルで攻略する

 

 

というものです。

 

この講座を開講して4年目になりますが、参加者の満足度が異様に高いんですよね。

 

「あれ受けてから古文で困ったことがない」

 

「マジ神」

 

「毎年やったげてください」

 

見るからに胡散臭いコメントが並びますが、原文ままの参加者の声です。

 

後輩、兄弟姉妹にまで薦めてくれる生徒もおり、有難い限りですね。

 

しかし、先のコメントにひっかかりを覚える鋭い方もいらっしゃると思います。

 

「高校最初の試験範囲の文法事項を学んだだけで、“古文に困ったことがない“って不自然じゃない?」

 

そのあたりのご説明をするので、もう少し我慢してお読みください。

絶賛までの流れ

高校入学後、最初の試験範囲で扱われる文法は「用言の活用」ですが、中学校で習った国文法を忘れてしまっていると、「用言」「活用」と言われた時点でクエスチョンマークが浮かびます。

 

広島県公立高校入試では国文法の知識がほぼ問われることはありませんから、長らく復習しないうちに、すっぽりとそのあたりの知識が抜け落ちてしまっていることは少なくないのです。

 

また、現代語と古語の違いで嫌になる人も多いですね。

 

例えば、「恨む」という動詞。

 

現代国文法では、「恨む」の未然形は「恨ま(ない)」です。

 

しかし、古文文法では「恨み(ず)」となります。

 

同様に、「借り(ない)」は「借ら(ず)」となります。

 

このように、現代語の感覚と乖離した語形変化をする語が山ほど出てくるのです。

 

さらに、五十音表では「やいゆえよ」「わゐうゑを」が登場し、「老いて」の「老い」をア行とヤ行で混同する人で溢れかえります。(ヤ行上二段活用)

 

高校古文の初歩の初歩である「用言の活用」をクリアするまでにも、様々な困難があるわけです。

 

その困難を私は事細かに把握しており、その乗り越え方を具体的に提示できます。

 

それだけではありません。

 

「用言の活用」の知識を手掛かりとして、高校で学ぶ古文文法の90%を占めると言っても過言ではない「助動詞」の攻略法まで伝えます。

 

スタートダッシュを決めるだけでなく、先につながる伝え方をしているのですね。

 

それを高校入学後最初に学ぶ文章を通して伝授し、最終的に私が選定した大学入試過去問を解けるレベルまでもっていきます。

 

古文の世界観を理解するのに必要となる古文常識を学ぶ時間も確保しています。

 

傲慢な物言いにはなりますが、絶賛されない方がおかしい、というクオリティとクオンティティでお届けしています。

 

これまで学んできた「文法」が好きだろうと嫌いだろうと、覚えていようといまいと関係ありません。

 

それは過去の受講者である先輩方が証明しています。

 

最高のスタートダッシュを決める覚悟ができた新高1生の参加をお待ちしております。

講義概要

対象:高校古文で最高のスタートダッシュを決めると決意した新高1生

 

内容:品詞についての復習、品詞分解の方法、用言の活用、「児のそら寝」に登場する助動詞の活用・意味識別方法、古文の世界観を理解するため必要な古文常識、館長の選定した大学入試過去問による確認テスト

 

時間:2時間×5回 13:00~15:00

 

3月26日(火)

3月28日(木)

4月2日(火)

4月4日(木)

4月6日(土)

 

*振替授業については、別途ご相談ください。

 

授業料:27.500円(税・諸経費込み)

 

*本講座のみの受講の場合、入館料・教材費はいただきません。